Exhibition Information

展示会レポートSMART ENERGY WEEK H2 & FC EXPO【春】

※たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

出展案内

SMART ENERGY WEEK H2 & FC EXPO【春】
~第25回 [国際] 水素・燃料電池展~

  • 開催期間 2026年3月17日(火)~19日(木)
  • 会 場 東京ビッグサイト 西2ホール
  • ブース W15-46
SEW2026ミニバナー

2050年カーボンニュートラル実現に向け、発電・輸送・産業といった幅広い分野の脱炭素化に資する水素がカギを握ります。
「H2 & FC EXPO」には水素の社会実装に向けて、水素を「つくり」「はこび」「ためて」「つかう」ためのあらゆる技術が出展し、世界各国から専門家が来場します。世界中から人と情報が『リアル』に集まる本展は、face to faceで水素ビジネスを加速させる重要なプラットフォームです。

日本金属化工所:SMART ENERGY WEEK 春 H2 & FC EXPO出展パネル

また、60MW級の水素電解装置の開発に向けた国家プロジェクトに参画するため、水を電気分解して水素を生成する水電解装置向け電極の加工およびめっきに対応した工場を新たに建設しました。
現在は、国が本格的な水素供給網の構築を目指す2030年に向けて、量産に向けた試作を進めています。

日本金属化工所では、主に水素発生装置に関連する製品の紹介や取り組みを展示しました。
水素発生装置以外にもエネルギー関連の難削材や難物めっきについてご希望があればぜひお聞かせください。 当社のソリューションがどのように貴社の戦略的ビジネスや目標をサポートできるかをぜひご確認ください。

出展内容・テーマ

SMART ENERGY WEEK 春「H2 & FC EXPO」において日本金属化工所では、水素社会の実現に向けた電極技術を中心に、
「チタン加工 × 機能めっき 電極技術の一貫体制」をテーマとした展示を行いました。

本展示では、PEM型に限定せず、不溶性電極全体を対象とし、チタン基材への貴金属コーティングによる電極技術を中心に紹介しました。 電解技術を支えるチタン不溶性電極に加え、マレーシアの協業パートナーとの連携によるチタン・レアメタル加工技術についても展示し、加工からめっきまでを一貫して対応できる体制を訴求しました。
また、実際に電極サンプル(メッシュ・繊維状・板材など)を製作・展示することで、用途や形状に応じた具体的な対応イメージを提示しました。

浸漬めっき・フープめっき用途の不溶性電極(メッシュ・板・特殊加工形状部品)

水素製造用PEM型(固体高分子型)水電解装置向けプレート部品

水素製造用PEM型(固体高分子型)水電解装置向け板状およびファイバー状部品

水素発生装置分野における電極部材だけでなく、エネルギー関連分野における難削材加工や難めっきへの対応についても紹介し、幅広い用途への展開可能性を示しました。

日本金属化工所とは 私たちの「ものづくり」 めっき・表面処理 金属加工 Our Manufacturing Expertise Plating $ Surface Treatment / Metal Processing MPlating $ Surface Treatment Metal Processing PEM型水電解用電極 PEM型水電解用電極の評価ソリューション PEM型水電解用電極 PEM型水電解用電極の評価ソリューション Electrodes for PEM Water Electrolysis PEM型水電解用電極の評価ソリューション Electrodes for PEM Water Electrolysis PEM型水電解用電極の評価ソリューション

会場の様子

お客様の声から

水素分野においては、電極の性能評価に対する関心も非常に高く、研究開発に携わる来場者から、評価方法や測定内容について繰り返し質問をいただく場面も見られました。評価設備を含めた提案に対しては、単なる部材供給にとどまらない技術的な検討パートナーとしての役割に期待が寄せられています。

本展示会では、国内外から多くの来場者が訪れ、当社ブースにも200名を超える来場者にお立ち寄りいただき、水素エネルギー分野における電極技術に対する関心の高さが改めて感じられました。 特に海外からの来場者も多く、展示会後には具体的な問い合わせや見積依頼につながるケースも見られ、グローバル市場におけるニーズの広がりを実感する機会となりました。

来場者からは、電極単体の性能だけでなく、「どのような形状・材質で製作できるか」「加工からめっきまで一貫して対応できるか」といった、より実務に近い観点でのご相談が多く寄せられました。 また、水素分野においては研究開発段階の検討も多い一方で、2030年に向けた社会実装を見据えた動きも進んでおり、量産を前提とした技術検討やサプライチェーンの構築に関する関心も高まっていることがうかがえました。

こうした中で、日本金属化工所の加工とめっきを組み合わせた一貫対応や、電極サンプルを通じた具体的な提案は、実際の検討を進める上で有効な情報として受け止められ、展示会をきっかけに具体的な案件のご相談へとつながっています。
  • セルメンブレン(Cell Membrane)
    固体高分子電解質膜(PEM: Proton Exchange Membrane)のことを指すケースが多く、水を電気分解する際の中心材料。
  • チタン加工技術
    水電解装置ではチタンが電極基板やセパレーターとして使われるため、その加工(プレス、エッチング、溶接など)が重要。
  • アノード・カソード(Anode / Cathode)
    電解セルの正極・負極。水素発生はカソード側で、酸素発生はアノード側で起こる。
  • PTL(Porous Transport Layer)/ガス拡散膜(Gas Diffusion Layer, GDL)
    電極と膜の間に配置される多孔質材。ガスの供給・排出や電子伝導を助ける重要部材。
  • 不織布(Nonwoven Fabric)
    GDLや触媒層の担体材、あるいはセパレーター間のスペーサーなどで使われることがあり、炭素系や樹脂系の不織布が利用される。

今後の取り組み

今回の展示会を通じて、水素エネルギー分野における電極技術の重要性とともに、加工とめっきを組み合わせた一貫対応に対するニーズが、研究開発段階から量産フェーズに至るまで幅広く存在していることが明確になりました。 今後は、不溶性電極を中心とした電極技術の高度化を進めるとともに、用途や条件に応じた最適な加工・めっきの組み合わせによる提案力の強化を図っていきます。

特に、水素発生装置における電極部材については、性能だけでなく耐久性や量産性の観点からも技術開発を進め、実用化・量産化に向けた対応力を強化していきます。 また、国内生産に加え、マレーシアの協業パートナーとの連携により量産対応力の強化を図り、グローバルな供給体制の構築にも取り組んでいきます。

日本金属化工所は、水素エネルギー分野における電極技術を通じて、お客様の開発から量産までを支える技術パートナーとして、より実践的な価値提供を目指していきます。

水素エネルギー関連展示会の出展実績

ジャパン・エネルギー・サミット 2025

  • 開催期間 2025年6月18日(水)~20日(金)
  • 会 場 東京ビッグサイト 東7ホール
  • ブース No.A.03
JES2025 ミニバナー

ジャパン・エネルギー・サミットには、世界のエネルギーリーダーや政策立案者、技術者らが集まり、日本の低炭素社会のビジョンや国際的なプロジェクトについて議論が交わされました。 また、業界の最新トレンドや技術、ソリューションを一度に情報収集できる場となりました。
日本金属化工所では、主に水素発生装置に関連する製品の紹介や取り組みを展示しました。

ジャパン・エネルギー・サミット:日本金属化工所出展ブース写真

展示会スケジュール

展示会
2026年9月9日から11日に幕張メッセで開催の「SMART ENERGY WEEK【H2 & FC EXPO】秋(第26回国際水素・燃料電池展)」に出展します(7ホール E21-12)入場登録はこちらから(2026/04/09)
Exhibition
We will exhibit at SMART ENERGY WEEK [H2 & FC EXPO] Autumn (26th International Hydrogen & Fuel Cell Expo), held at Makuhari Messe from March September 9 to 11, 2026.(2026/04/09)