Exhibition Information

展示会レポートSMART ENERGY WEEK H2 & FC EXPO【秋】

※たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

出展案内

SMART ENERGY WEEK H2 & FC EXPO【秋】
~第26回 [国際] 水素・燃料電池展~

  • 開催期間 2026年9月9日(水)~11日(金)
  • 会 場 幕張メッセ ホール7
  • ブース E21-12
SEW2026ミニバナー

SMART ENERGY WEEK[秋] H2 & FC EXPO(国際 水素・燃料電池展)は、 下半期最大規模の新エネルギー総合展「SMART ENERGY WEEK」の構成展の一つとして、水素技術の「つくる・はこぶ・ためる・つかう」までを網羅する専門展示会です。 本展では、水素・燃料電池をはじめ、再生可能エネルギーやCCUSなど幅広い分野の最新技術が一堂に集まり、国内外から多くの専門家が来場します。 世界中から人と情報が『リアル』に集まる本展は、face to faceでエネルギービジネスを加速させる重要なプラットフォームです。

日本金属化工所:SMART ENERGY WEEK 秋 H2 & FC EXPO出展パネル

日本金属化工所では、主に水素発生装置に関連する製品・検査設備の紹介と今後の取り組みを展示しました。
水素発生装置以外にもエネルギー関連の難削材や難物めっきについてご希望があればぜひお聞かせください。 当社のソリューションがどのように貴社の戦略的ビジネスや目標をサポートできるかをぜひご確認ください。

出展内容・テーマ

SMART ENERGY WEEK 秋「H2 & FC EXPO」において日本金属化工所では、水素社会の実現に向けた電極技術を中心に、
「チタン加工 × 機能めっき 電極技術の一貫体制」をテーマとした展示を行いました。

本展示では、PEM型に限定せず、不溶性電極全体を対象とし、チタン基材への貴金属コーティングによる電極技術を中心に紹介しました。電解技術を支えるチタン不溶性電極に加え、マレーシアの協業パートナーとの連携によるチタン・レアメタル加工技術についても展示し、加工からめっきまでを一貫して対応できる体制を訴求しました。

また今回は、水素発生用電極の製造体制を大幅に増強し、月間最大約8,000㎡の生産能力を紹介しました。最大寸法約650×600mmを目安としながら、それを超えるサイズや生産量についても、素材や形状などに応じて対応可能であることを訴求しました。

浸漬めっき・フープめっき用途の不溶性電極(メッシュ・板・特殊加工形状部品)、酸化イリジウムコーティング部品

PEM型水電解評価装置デモ機、チタン 多孔質体(繊維焼結体、粉末焼結体)

微細旋盤加工品(プローブ)など

実際の電極サンプル(メッシュ・繊維状・板材など)に加え、超微細旋盤加工品などの精密加工技術も積極的に展示。水素発生装置分野における電極部材だけでなく、エネルギー関連分野における難削材加工や難めっきへの対応についても紹介し、日本金属化工所の幅広い技術と対応力を紹介しました。

日本金属化工所とは 私たちの「ものづくり」 めっき・表面処理 金属加工 Our Manufacturing Expertise Plating $ Surface Treatment / Metal Processing MPlating $ Surface Treatment Metal Processing PEM型水電解用電極 PEM型水電解用電極の評価ソリューション PEM型水電解用電極 PEM型水電解用電極の評価ソリューション Electrodes for PEM Water Electrolysis PEM型水電解用電極の評価ソリューション Electrodes for PEM Water Electrolysis PEM型水電解用電極の評価ソリューション

会場の様子

お客様の声から

水素エネルギー分野では、社会実装に向けたスケジュールが当初の想定より長期化する中、研究開発の現場では、コストと性能の両立を見据えた新たな材料や製法を模索する動きが見られました。特に、高価な材料だけに依存しない水素発生用電極の可能性について検討されている研究者の方も多く、材料選定や加工方法、めっき仕様などについて具体的なご相談をいただきました。

また、電極そのものだけでなく、性能を確認するためのセルや評価装置に対する関心も非常に高く、実際に導入を検討したいという声も多く寄せられました。ファイバー、粉末焼結体、メッシュなどの電極部材についても、「どのように製作するのか」「一貫対応とはどの工程までを含むのか」といった具体的な質問が多く、協業パートナーとの連携により、材料・加工からめっき、評価まで幅広く対応できる体制について紹介しました。

一方、同時に展示した超微細旋盤加工品にも多くの関心が寄せられました。実際の部材を持参し、製作可能な企業を探している来場者からのご相談もあり、精密加工に対する具体的な需要を感じる機会となりました。

生成AIの普及を背景に、データセンター向けをはじめとする先端半導体や高性能メモリ(HBM)などの需要が拡大する中、半導体の検査工程を支えるプローブや検査治具についても供給力の確保が課題となっています。 今回の展示会では、こうした分野においても、微細・高精度な部品を製作できる加工技術へのニーズが高まっていることがうかがえました。

また、表面処理技術では、Ni/CNT複合めっきへの関心も高まっています。展示会後には、PFAS規制への対応を見据えた表面処理技術として具体的なお問い合わせもいただき、 環境規制への対応や新たな機能性を持つ表面処理技術に対するニーズの広がりが感じられました。
  • セルメンブレン(Cell Membrane)
    固体高分子電解質膜(PEM: Proton Exchange Membrane)のことを指すケースが多く、水を電気分解する際の中心材料。
  • チタン加工技術
    水電解装置ではチタンが電極基板やセパレーターとして使われるため、その加工(プレス、エッチング、溶接など)が重要。
  • アノード・カソード(Anode / Cathode)
    電解セルの正極・負極。水素発生はカソード側で、酸素発生はアノード側で起こる。
  • PTL(Porous Transport Layer)/ガス拡散膜(Gas Diffusion Layer, GDL)
    電極と膜の間に配置される多孔質材。ガスの供給・排出や電子伝導を助ける重要部材。
  • 不織布(Nonwoven Fabric)
    GDLや触媒層の担体材、あるいはセパレーター間のスペーサーなどで使われることがあり、炭素系や樹脂系の不織布が利用される。

今後の取り組み

今回の展示会を通じて、水素エネルギー分野では、将来の量産化を見据えながら、材料、製法、コスト、性能評価などを含めた研究開発が幅広く進められていることが改めて確認できました。今後は、水素発生用電極の製造能力を活かすとともに、不溶性電極を中心とした技術の高度化を進め、研究開発・試作から量産まで、それぞれの段階に応じた提案力をさらに強化していきます。

また、電極部材の加工やめっきだけでなく、セルを用いた性能評価まで含めた対応についても、多くのニーズがあることが分かりました。国内での技術・生産体制と協業パートナーとの連携を活かし、さまざまな材料や形状、製法に対応できる一貫したサポート体制の充実を図っていきます。

さらに、生成AIやデータセンターの拡大を背景とした先端半導体分野では、検査工程を支えるプローブや微細部品への需要も一層高まることが予想されます。日本金属化工所では、培ってきた超微細旋盤加工技術に加え、製品検査まで一貫して行うことで、日本国内で求められる高い品質基準を満たした製品を安定して供給できる体制を強化していきます。

水素・エネルギー分野に加えて、半導体・電子部品分野においても、お客様の開発から量産までを支える技術パートナーとして対応領域を広げていきます。

水素エネルギー関連展示会の出展実績

SMART ENERGY WEEK[春] H2 & FC EXPO
~第25回 [国際] 水素・燃料電池展~

  • 開催期間 2026年3月17日(火)~19日(木)
  • 会 場 東京ビッグサイト 西2ホール
  • ブース W15-46
SEW2026ミニバナー

SMART ENERGY WEEK[春] H2 & FC EXPO(第25回 国際 水素・燃料電池展)は、SMART ENERGY WEEK 内のコア構成展として、水素技術の「つくる・はこぶ・ためる・つかう」までを網羅する世界最大級の専門展示会です。
日本金属化工所では、主に水素発生装置に関連する製品・検査設備の紹介と今後の取り組みを展示いたします。

日本金属化工所:SEW2026 出展ブースの様子

ジャパン・エネルギー・サミット 2025

  • 開催期間 2025年6月18日(水)~20日(金)
  • 会 場 東京ビッグサイト 東7ホール
  • ブース No.A.03
JES2025 ミニバナー

ジャパン・エネルギー・サミットには、世界のエネルギーリーダーや政策立案者、技術者らが集まり、日本の低炭素社会のビジョンや国際的なプロジェクトについて議論が交わされました。 また、業界の最新トレンドや技術、ソリューションを一度に情報収集できる場となりました。
日本金属化工所では、主に水素発生装置に関連する製品の紹介や取り組みを展示しました。

ジャパン・エネルギー・サミット:日本金属化工所出展ブース写真

展示会スケジュール

展示会
2026年12月16日から18日に東京ビッグサイトで開催の「SURTECH2026年12月 表面技術要素展」に出展します(南1ホール 1S-Q15)(2026/06/09)
展示会
2026年11月18日から20日に東京ビッグサイトで開催の「表面改質展2026」に出展します(東2ホール H-10)(2026/06/09)